第66期王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝、斎藤慎太郎七段vs藤井聡太七段の対局が本日行われています。
王座挑戦まで残り2勝と迫った決勝トーナメント準決勝。本局の勝者は挑戦者決定戦で渡辺明棋王と対戦します。
史上最年少のタイトル挑戦を狙う藤井七段に対し、斎藤七段は昨年の棋聖戦以来のタイトル挑戦を目指します。竜王戦こそ敗退したものの、年明け以降25勝3敗(!)と勝ちまくっている藤井七段が優位だという見方が強そうですが、斎藤七段も今年度は8勝3敗と各棋戦で安定して高勝率を収めています。
両者は藤井七段の奨励会三段時代には頻繁に練習対局を重ねていたそうで、お互いにある程度手の内は分かっているでしょう。激戦が予想されます。
藤井七段が9時42分頃、斎藤七段が48分頃に入室されました。振り駒の結果、斎藤七段の先手と決まりました。
両者は公式戦では初対戦となります。非公式戦では約1年半前に行われた「Abema TV炎の七番勝負」にて藤井七段が勝利しています。