3月25日開催予定の「詰将棋解答選手権チャンピオン戦」について、実行委員会は昨日、名古屋に非公開の特設会場を設置することを発表しました。4連覇を目指す藤井聡太六段への取材が殺到しており、参加者が詰将棋に集中できる環境するために、名古屋会場への入場は実行委員会の推薦があった参加者のみに限定するとのことです。
藤井六段を一目見ようと参加を申し込んだファンはもちろん、藤井六段本人にとっても、並み居るプロやアマ強豪と同じ会場で競い合うという大会の醍醐味が失われてしまい、残念な結果となってしまいました。
詰将棋解答選手権はボランティアがスタッフとなって運営しているため、今回の対応は不測の事態を避けるためにも妥当だと思われます。ただし、運営が危ぶまれるほどの取材が殺到しているのは世間の関心の表れに他ならないため、来年以降はスポンサーを募って取材に対応出来る会場を確保したり、ネット番組で中継するなど、商業化を検討しても良いのではないでしょうか。
藤井六段が持ち時間を大量に残して早々と退室する様子を、映像でも見てみたいと願うファンは大勢いるのではないでしょうか。他の参加者にとっても一躍名を売るチャンスになり得るため、反対意見は少ない気がするのですが。