第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局、羽生善治棋聖vs豊島将之八段の対局が本日行われています。
お互いに先手番をキープし、1勝1敗で迎える第3局。豊島八段は第2局では終盤で非常に珍しい致命的な見落としが出てしまいましたが、それでも今年度はここまで11勝5敗と、相変わらず各棋戦で安定して活躍し続けています。先手番の第3局を制して悲願の初タイトル獲得へ向けて前進したいところです。
一方の羽生棋聖は今年度は5連敗を含む5勝8敗と、過密日程の中で調子を崩されています。名人戦でも後半は内容的にも押される場面が目立ち、最強の挑戦者を迎えている棋聖戦も予断を許さない情勢です。これまでに大勝負を何度も制してきた底力を再び発揮し、通算100期目となるタイトルを10連覇中の棋聖戦で獲得することが出来るでしょうか。
第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局は、羽生善治棋聖が豊島将之八段に81手で勝利し、対戦成績を1勝1敗としました。序盤、中盤、終盤とスキがない棋士として知られる豊島八段にまさかの致命的なウッカリが出てしまった一局を検証します。もう一つの十八番後手の... 羽生棋聖が勝ち1勝1敗に、豊島八段のまさかの大落手を徹底検証 - 将棋を100倍楽しむ! |
過去の対戦成績は羽生竜王の13勝11敗