菅井王位の先勝で迎える第2局。菅井王位は他棋戦でも第1局以降は2戦2勝と、夏場の防衛戦に向けて調子を上げてきた様子がうかがえます。一方、第1局の後に行われた棋聖戦第4、5局の結果、悲願の初タイトルを獲得した豊島棋聖としては、これまでの鬱憤を晴らして一気に複数冠を狙うためにも、先手番となる本局は是非とも勝ちたいところです。第1局は菅井王位の快勝と言っていい内容でしたが、第2局以降は激戦が予想されます。
第59期王位戦七番勝負第1局、菅井竜也王位vs豊島将之八段の対局は、菅井王位が133手で勝利しました。最強の挑戦者の粘りを振り切った快勝譜を検証します。 出典:Abema TV大決戦先手の菅井王位の中飛車に対し、豊島八段が左右の銀を繰り出す急戦含みの立ち上がり... 王位戦第1局は菅井王位が先勝、豊島八段の粘りを振り切った快勝譜を徹底検証 - 将棋を100倍楽しむ! |
過去の対戦成績は菅井王位の6勝2敗です。
中村太地王座への挑戦権を争う挑戦者決定戦。渡辺棋王は谷川九段、菅井王位、永瀬七段を、斎藤七段は高見叡王、久保王将、藤井七段をそれぞれ破り、激戦のトーナメントを勝ち上がって来ました。棋士人生始まって以来の不振に苦しんだ昨年度からの復活を期す渡辺棋王と、菅井王位や豊島棋聖など関西の若手棋士達の躍進に続きたい斎藤七段。戦国模様の将棋界で次の挑戦権を獲得するのはどちらでしょうか。
過去の対戦成績は斎藤七段の1勝0敗です。