第59期王位戦七番勝負第6局、菅井竜也王位vs豊島将之棋聖の対局が本日より行われています。

菅井王位が3勝2敗と防衛に王手を掛けて迎える大一番。逆に豊島棋聖としては後がない戦いですが、今シリーズはここまで全て先手番が勝利しており、先手番の本局をキープして最終局まで持ち込みたいところです。

菅井王位はいつも通り対局開始の20分以上前に入室され、豊島棋聖もやや早めの8時43分頃には到着されました。その豊島棋聖の後頭部には、若かりし頃の羽生竜王を彷彿とさせるような寝ぐせがあるように見えます。普段は将棋界で最もスキがない男として知られる豊島棋聖ですが、自身初の2冠を目指す上で絶対に負けられない本局で、寝ぐせも気にならないほど集中力が高まっていることの表れかも知れません。