決勝三番勝負進出を懸けた大一番。藤井七段は参加棋士中最年少ながら、七段昇段を果たしたため来期以降は参加資格を失うことが決まっており、新人王獲得には今年がラストチャンスとなります。一方の青嶋五段は今年度はやや成績を落としていますが、2016年度は勝率1位に輝き、昨年度は王座戦で挑戦者決定戦まで勝ち進むなど、爆発力を兼ねえた若手有望株。難敵を撃破して大舞台へ勝ち進むことが出来るでしょうか。
両者は本局が公式戦初対戦となります。
関西の若手トップ棋士同士の王位戦もついに最終局を迎えました。ここまで結果的に先手番が全て勝っているだけに、振り駒の行方も勝敗に少なからず影響を及ぼしそうです。菅井王位としては第6局では勝ちに近づいた局面もあっただけに、流れは最終局へ持ち込んだ挑戦者にありそうですが、虎の子のタイトルを死守できるでしょうか。
過去の対戦成績は菅井王位の8勝5敗です。