叡王戦で幸先よく白星スタートを切った高見六段。他棋戦でも好調を維持しており、竜王戦は本局に勝つと3組昇級まで残り2局で1勝と大きく前進します。谷川九段は4組に在籍していること自体が意外ですが、今期は2回戦で菅井竜也王位に快勝するなど復調の気配を見せており、熱戦が期待されます。
両者は本局が初対戦となります。
羽生竜王の先勝で幕を開けた名人戦。第1局から名人戦に相応しい大熱戦が展開されましたが、結果的には最近の両者の調子の差がそのまま結果に反映された形となりました。佐藤名人としては、羽生竜王の通算100期目のタイトル獲得を期待する周囲の声を黙らせるためにも、先手番の第2局は是が非でも勝ちたいところです。
過去の対戦成績は佐藤名人の8勝7敗。
第76期名人戦第1局は、羽生善治竜王が97手で佐藤天彦名人に勝利しました。また、羽生竜王は本局の勝利により大山康晴15世名人に次いで史上二人目となる通算1400勝も達成しました。 出典:Abema TV序盤から大乱戦振り駒の結果羽生竜王の先手となり、後手の佐藤名人が... 羽生竜王が先勝:名人戦第1局の大激戦を徹底検証 - 将棋を100倍楽しむ! |
佳境を迎えている棋聖戦決勝トーナメントで、ベスト4最後の枠を争う一戦。昨年度は7割を超す勝率を残しながら、王将戦や順位戦プレーオフなど大勝負での敗戦が目立ってしまった豊島八段。先日行われた叡王戦第1局の前夜祭でも、七番勝負に出場する高見六段に本戦で敗れたことへの悔しさをにじませていました。悲願の初タイトル獲得へ向けて、挑戦まで残り3勝と迫っている棋聖戦でチャンスをものに出来るでしょうか。
過去の対戦成績は豊島八段の2勝1敗。
金井恒太六段と高見泰地六段が初タイトルを争う第3期叡王戦七番勝負。第1局が名古屋城にて本日開幕しますが、その前夜祭が昨夜行われました。佐藤康光九段、福崎文吾九段、山崎隆之八段、豊島将之八段など多くの棋士が登場し、叡王戦らしくエンターテインメント性に... 叡王戦前夜祭:豊島八段の毒舌と福崎九段・佐藤会長の兄弟弟子漫才 - 将棋を100倍楽しむ! |