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最年少七段を懸けた戦い:藤井六段、「井上一門」のジンクスを打ち破れるか

第31期竜王戦ランキング戦5組準決勝、船江恒平六段vs藤井聡太六段の対局が本日行われています。


出典:Abema TV

勝者は4組昇級が決まる大一番で、さらに藤井六段にとっては2年連続昇級の規定による七段昇段も懸かった対局となります。2月に朝日杯で棋戦初優勝を飾ったのを含め、今年に入ってからは20勝2敗と驚異的なペースで勝ち進んでいます。勝つたびに何かしらの最年少記録を更新する状態が続いていますが、今回も歴史に名を刻む対局となるのでしょうか。

第31期竜王戦5組準々決勝、阿部光瑠六段vs藤井聡太六段の対局は、136手で藤井六段が勝利しました。船江恒平六段と石井健太郎五段の勝者と対戦する準決勝に勝利すると、竜王戦2年連続昇級により七段昇段となります。 出典:Abema TV現代将棋の中盤術角換わりの出だし...
藤井六段、大激戦を制し七段昇段に王手 - 将棋を100倍楽しむ!

一方の船江六段も直近10局は8勝2敗と調子を上げて来ています。さらに、井上一門の棋士はこれまで全員藤井六段に勝っているという強力なジンクスもあり(井上慶太九段、菅井竜也王位、稲葉陽八段がそれぞれ1勝0敗)、船江六段も藤井六段との初対戦となる本局で意地を見せたいところです。

第68期王将戦1次予選、井上慶太九段vs藤井聡太六段の対局は、井上九段が137手で勝利しました。藤井六段の公式戦の連勝は16でストップしました。 出典:産経新聞長いねじり合いに急戦矢倉の出だしから迎えた中盤の局面。後手は6筋に先手の傷を残すことに成功しました...
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振り駒の結果、船江六段の先手と決まりました。4組昇級が懸かった大一番であり、竜王戦は持ち時間5時間の長丁場でもあるため、夜戦に突入する激戦となることは間違いなさそうです。

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