第31期竜王戦5組準々決勝、阿部光瑠六段vs藤井聡太六段の対局が本日行われます。

本局を含め竜王戦で後2連勝すると、最速での七段昇段（竜王戦2年連続昇級）となる藤井六段。対する阿部六段も現在棋聖戦決勝トーナメントでベスト4進出を決めるなど波に乗っており、熱戦が期待されます。

七段昇段を目指す藤井六段に立ちはだかる早熟の天才、阿部光瑠六段とは

両者共9時40分には入室し、早い時間に駒が並べられました。阿部六段が駒箱を開ける前には、両者共に90度に迫る角度まで深々と一礼したまま5秒近く静止するなど、気合がみなぎっています。

振り駒は歩が3枚出て、阿部六段の先手になりました。

ちなみに、中継画面で使用されている両者のプロフィール写真を見ると、阿部六段は2016年のダイエット前、藤井六段はプロ入り直後の中学2年生当時の写真が使用されており、現在の両者の姿とはかなり印象が違います(^-^;。盤上以外でも進化を続ける二人の天才ですが、本局を制して決勝トーナメント進出へ大きく前進するのはどちらでしょうか。