藤井六段にとって史上最年少でのタイトル挑戦が懸かる王座戦の決勝トーナメント1回戦。王座戦を含む持ち時間5時間以上の対局の通算成績は27勝1敗(!)という驚異的な強さを誇り、直近の将棋の内容も考慮すれば挑戦の有力候補であることは間違いありません。一方、屋敷九段は奇しくもこれまでの史上最年少タイトル挑戦記録(17歳10か月)の保持者でもあり、ベテランの意地を見せたいところ。この対局の勝者は2回戦で羽生善治竜王と対戦する可能性もあります。
中村太地王座への挑戦権を争う第66期王座戦挑戦者決定トーナメントの組み合わせが発表されました。この中で羽生善治竜王対藤井聡太六段の公式戦2度目の対戦が早くも実現する可能性が急浮上しています。前王座としてトーナメントへシードされた羽生竜王は右端の山で深... 羽生竜王vs藤井六段、早くも再戦か:王座戦決勝トーナメント - 将棋を100倍楽しむ! |
過去の通算成績は藤井六段の1勝0敗。
羽生竜王が第1局を大熱戦の末に制し、佐藤名人が第2局で快勝して1勝1敗となった名人戦。昨年度の両者の調子の差から、第1局が終わった時点ではワンサイドな展開も懸念されましたが、第2局の内容とその後の他棋戦での羽生竜王の敗戦(王位戦、対木村九段戦)を考慮すると、第3局でプレッシャーを感じるのはむしろ先手番の羽生竜王の方になったかも知れません。佐藤名人としては本局を制することが出来れば第4局は先手番でかつ地元福岡での対局、さらには2年前の名人戦と同じ星取りにもなるため、一気に優位に立てます。
過去の対戦成績は佐藤名人の9勝7敗。
第76期名人戦七番勝負第2局は、佐藤天彦名人が羽生善治竜王を103手で下し、対戦成績を1勝1敗の五分に戻しました。現代将棋の積極性佐藤名人の先手で角換わりへ進み、早繰り銀を採用した羽生竜王が1日目から積極的に仕掛けました。先手の▲6六歩は△6四銀を牽制してい... 佐藤名人が快勝、「貴族」の勝ち方を見せつけた名人戦第2局を徹底検証 - 将棋を100倍楽しむ! |
高見六段の2連勝で迎える第3局。第2局は金井六段がかなり優勢になった場面もありましたが、高見六段の実戦的な粘りと時間攻めの前に力尽きました。第3局からは持ち時間が叡王戦本戦と同じ3時間に変わることもあり、前局の敗戦から切り替えて七番勝負の流れを変えることは出来るでしょうか。
過去の対戦成績は高見六段の2勝0敗。
第3期叡王戦七番勝負第2局は、高見泰地六段が金井恒太六段に135手で勝利し、対戦成績を2勝0敗としました。常に最善手を追求する金井六段の格調高い指し回しと、不利な将棋を逆転させた高見六段の勝負術、そして最終盤に起きたちょっとしたハプニングを徹底検証します... 叡王戦第2局:高見六段が逆転勝ち、実戦的勝負術と最終盤のドラマを徹底検証 - 将棋を100倍楽しむ! |