第76期名人戦七番勝負第4局、佐藤天彦名人vs羽生善治竜王の対局が、福岡県福岡市にて本日より行われています。
羽生竜王が2勝1敗とリードして迎えた第4局。第3局から本日までに、佐藤名人と羽生竜王は共に1局ずつ他棋戦で対局がありましたが、明暗が分かれる結果となりました。
第59期王位戦挑戦者決定リーグは最終戦が一斉に行われ、紅組では羽生善治竜王が松尾歩八段に55手で、白組では豊島将之八段が佐々木大地四段に83手でそれぞれ勝利しました。紅組は羽生竜王の単独優勝、白組は豊島八段と澤田真吾六段によるプレーオフとなりました。ヒ... 羽生竜王と豊島八段が圧巻の快勝、棋聖戦を占う王位リーグ最終戦を徹底検証 - 将棋を100倍楽しむ! |
第66期王座戦挑戦者決定トーナメント一回戦、佐藤天彦名人vs永瀬拓矢七段の対局は、永瀬七段が69手で勝利しました。藤井聡太六段が一早くベスト8進出を決め、最年少タイトル挑戦記録が掛かっている王座戦の一回戦屈指の好カードとなった将棋を検証します。 佐藤名人... 永瀬七段が佐藤名人に快勝、激戦の王座戦本戦屈指の好カードを徹底検証 - 将棋を100倍楽しむ! |
ここ数か月の両者の調子の差に加え、佐藤名人としては本局を落とすと星の上でも非常に苦しくなる正念場ですが、先手番と地元福岡での対局という有利さを活かし切ることは出来るでしょうか。
一方、羽生竜王は直近の後手番の対局では名人戦第2局や王位リーグ(対木村九段戦)など、序盤で苦労されている印象でした。後手番となる本局の戦型選択も注目されます。
第59期王位戦挑戦者決定リーグ、羽生善治竜王vs木村一基九段の対局は、85手で木村九段が勝利しました。 出典:Abema TV「千駄ヶ谷の受け師」の強襲後手の羽生竜王の横歩取りに対し、木村九段は青野流に構えました。オールラウンドプレーヤーとして有名な羽生竜王です... 木村九段が羽生竜王に勝利:混戦の王位リーグと名人戦への影響を考察 - 将棋を100倍楽しむ! |
過去の対戦成績は佐藤名人の9勝8敗です。