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藤井六段でも解けなかった、詰将棋解答選手権の超難問を解説

time 2018/03/22

藤井聡太六段が史上初の4連覇に挑む、第15回詰将棋解答選手権チャンピオン戦が3月25日に開催されます。公式戦での藤井六段の大活躍により注目を集めている今年の大会では、取材殺到に主催者の対応が追い付かず、マスコミに非公開の名古屋会場が初めて特設される事態となっています。


出典:Abema Times

詰将棋解答選手権に藤井六段用の特設会場、取材殺到により非公開に

「チャンピオン戦」では39手以下の詰将棋が計10問、前後半90分ずつに分けて出題され、1問10点の計100点満点で得点を競います。参加者の多くはプロや奨励会員、アマ強豪や詰将棋作家といった実力者揃いですが、それでも例年50点以上を獲得するのは全参加者の半数程度です。特に後半戦の最終問題では毎年のように30手を超える超難問が出題されており、2年前に至っては約80人の参加者の中で誰一人正解出来ませんでした。

藤井六段でも制限時間内に解けなかった、直近2年の最終問題をご紹介します。自力で解ければ間違いなく来年以降の優勝候補です(^-^;。

第14回詰将棋解答選手権チャンピオン戦

作者:鈴川優希

第2ラウンド第5問

合駒が3回、邪魔駒消去が2回登場します。盤上に攻め方の金銀が4枚もある入り組んだ初形ですが、詰め上がりでは全ての金銀が消滅しています。

1~6手目 7~12手目 13~18手目 19~26手目 27~32手目 最終手まで

第13回詰将棋解答選手権チャンピオン戦

作者:相馬慎一

第2ラウンド第5問

正解者が一人もいなかった超難問。打ち歩詰め回避を巡る攻防なのですが、非常に難解な変化や紛れが数多く存在し、全ての罠を回避するのは至難の業です。管理人には正解を見ても作意を理解するまでに1時間以上かかりました(汗。

1~6手目 7~12手目 13~19手目 20~28手目 最終手まで 変化・紛れの解説
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