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「羽生研」、「谷川研」など、将棋界の主な「研究会」メンバー一覧

time 2018/04/15

多くの棋士や奨励会員が取り入れている勉強法の一つが、「研究会」と呼ばれる多人数での実戦形式の練習対局です。力が拮抗したメンバーが4人以上の偶数人数で集まり、一日に数局ずつ対局します。持ち時間は20分~1時間程度が主流で、中には様々な研究会を掛け持ちして月に10回以上行っている棋士もいるようです。また、2人で行う研究会は「vs」と呼ばれます。


棋士の研究会事情の多くは外部から伺い知れませんが、一部はネット中継などでの棋士の発言から明らかにされています。4月15日現在、もしくは過去に行われていた棋士の研究会のメンバーを、管理人が知る限り挙げました。

現在も定期的に行われている研究会

  • 「羽生研」:羽生善治竜王、木村一基九段、松尾歩八段、村山慈明七段
  • 「谷川研」:谷川浩司九段、菅井竜也王位、斎藤慎太郎七段、都成竜馬五段
  • 「井上一門研」:井上慶太九段、菅井竜也王位、稲葉陽八段、船江恒平六段
  • 「杉本一門研」:杉本昌隆七段、藤井聡太六段

今期の王位戦挑戦者決定リーグでは、「羽生研」の4人全員が紅組に名を連ねていることが話題になっていますが、このようにメンバー同士で対局が近い時はどちらかが他の棋士に代打を頼むか、研究会自体を延期することが多いようです。

井上一門は井上九段、菅井王位、稲葉八段が揃って藤井聡太六段に勝っていますが(それぞれ1勝0敗)、もう一人の井上門下の棋士である船江六段も竜王戦5組準決勝で藤井六段と対戦することが決まっています。「井上一門研」では対藤井戦へ向けて何らかのアドバイスが送られるのか、などと想像するのもファンとしては楽しいですね。

現在も行われているか不明な研究会

  • 藤井猛九段、行方尚史八段、佐藤天彦名人、村山慈明七段
  • 木村一基九段、佐藤天彦名人
  • 渡辺明棋王、佐藤天彦名人、村山慈明七段、戸辺誠七段
  • 久保利明王将、菅井竜也王位
  • 永瀬拓矢七段、佐々木勇気六段
  • 鈴木大介九段、永瀬拓矢七段
  • 畠山鎮七段、斎藤慎太郎七段
  • 深浦康市九段、藤井聡太六段
  • 永瀬拓矢七段、藤井聡太六段

深浦九段と永瀬七段は昨年春に藤井六段と「炎の七番勝負」で対戦した後に、藤井六段と将棋を指すために名古屋まで出向いたそうです。「杉本一門研」へゲスト参加したケースも含めると、名古屋を訪れた棋士は他にもいると思われます。やはり棋士同士で評価が高い若手には研究会の誘いも多いようです。

研究会を好む棋士

  • 永瀬拓矢七段、佐々木勇気六段:ピーク時には二人で「月に8回vsをしていた」
  • 斎藤慎太郎七段:研究会は「月に10日くらい」
  • 菅井竜也王位:王位戦で挑戦者になった後、「色んな人に持ち時間8時間のvsをお願いしたのですが、断られました」

研究会を好まない棋士

  • 豊島将之八段、千田翔太六段、増田康弘五段:将棋ソフト派
  • 豊島八段について、大盤解説会での菅井王位と澤田真吾六段の会話:
    • 菅井:「豊島さんは人間とは指さないんですよ。何度か研究会をお願いしたのですが、断られてしまいました」
    • 澤田:「ということは菅井さんは人間なんですね」
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