2018/10/16
第44期棋王戦予選準決勝、大石直嗣七段vs藤井聡太六段の対局が本日行われています。
昨年度の藤井六段の対局日程からすると、久しぶりといってもいい二週間ぶりの公式戦。前局の竜王戦では大熱戦の末に阿部光瑠六段に勝利するなど、今年度も好スタートを切っています。3月末にタイトル戦が終わったばかりの棋王戦は挑戦までの道のりはまだ長いですが、B級2組の若手実力者である大石七段に勝てば本戦入りに大きく近づきます。
ほぼ垂直に背筋が伸びた大石七段に対し、藤井六段は対局開始10分前から既に前傾姿勢でした。殆どの棋士にとっては対局間隔が二週間空くことはさほど珍しくないですが、伸び盛りの藤井六段にとっては指したくてうずうずする長さだったのかも知れません。
振り駒の結果は藤井六段の先手と決まっています。