2018/10/16
第49期新人王戦決勝三番勝負第1局、藤井聡太七段vs出口若武三段の対局が本日行われています。
第49期新人王の座を懸けた決勝三番勝負の第1局。ここまで八代六段、近藤五段、青嶋五段など若手実力者を下し、圧倒的な安定感を見せ付けてきた藤井七段と、同じく強敵を連破してきた出口三段の対決となりました。七段昇段により来期以降は参加資格を失う藤井七段としては大きな勝負ですが、奨励会三段が新人王戦で優勝すると三段リーグの「次点」を一つ獲得出来るため、出口三段にとってはそれ以上に重要な勝負になります。過去には三段時代に優勝を果たした都成竜馬五段や、同じく三段時代に当時の菅井王位を相手に惜敗したものの直後の三段リーグで四段昇段を果たした大橋貴洸四段の例もあり、出口三段も当然ながら並々ならぬ意気込みで臨まれるはずです。
振り駒の結果、出口三段の先手番と決まりました。
両者は三段リーグで一度対戦があり、当時の藤井三段が勝利しています。