2018/10/16
棋界屈指の食レポの名手としても知られる糸谷哲郎八段による将棋めしを題材にしたコラム、「ダニーの棋食徒然」が4月16日から産経新聞にてスタートしました。
真の #将棋めし…名棋士も“愛食”日本酒に合う「和牛ハンバーグ」 肉汁の旨味、白飯がっつり… – 産経ニュース https://t.co/D0wO6nat3h @SankeiNews_WESTさんから #飯テロ #糸谷哲郎 #グルメ #将棋 pic.twitter.com/pw3XjdXGpQ
— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) April 16, 2018
初回に紹介されているのは、関西将棋会館で木曜に行われる対局の昼食でしか出前を頼めないという幻の人気メニュー、「内山田」の和牛100%ハンバーグです。
ハンバーグの魅力は、何よりもその肉にかぶりついた時にある。肉の柔らかさ、口内に広がる香り。そして何と言ってもあふれ出る肉汁の美味(おい)しさは、いつまでたっても飽きることが無い取り合わせである。
(中略)
がっつりと食事したい長時間の対局中の御昼にはちょうど良く、若手棋士を中心に好まれている。順位戦(持ち時間各6時間)の昼などに私もよく注文することがあり、昔洋食を家族で取ったときを思い出すような懐かしみがある。白米と肉汁が染みている野菜の相性も良く、もう一膳白米をお願いしたいくらいである。
夜には、店舗にて日本酒を楽しみながら和牛ハンバーグを頂くことも出来る。驚くなかれ、ハンバーグの肉汁は白米だけではなく意外と日本酒にも合うのだ。口の中が肉の味わいでいっぱいになった後に、さっぱりとした日本酒が合う。酒にも米にも良し、肉汁の旨味(うまみ)ここにあり。
(産経WEST)
糸谷八段はこれまでにニコニコ生放送などで何度も食レポを担当し、「スイーツ糸谷」の異名も持っています。非常においしそうに食べる姿や、じっくりと間を取った後に放つ詳細なコメント、そして一度聴いたら忘れられない特徴的なハイトーンボイスが人気の理由なのでしょう。
「ダニーの棋食徒然」にもその食レポ能力がいかんなく発揮されており、糸谷八段がハンバーグを美味しそうに食べる姿が目に浮かびます。関西での対局が少ない関東所属の棋士にとっては、木曜日の関西遠征が待ち遠しくなるのではないでしょうか。