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祝!丸山九段、CM出演!棋士が似合うCM案を考えてみた

time 2018/04/01

将棋ブームの恩恵で棋士のメディア露出が増えていますが、4月からは丸山忠久九段がカロリーメイトのCMに出演されています。しかし全国規模のCMとなると、加藤一二三九段を除くと棋士が出演した例は七冠時代の羽生善治竜王(ブルガリアヨーグルトと公文式)以来となり、まだまだハードルは高いようです。


丸山九段、カロリーメイトのCMに出演!マルちゃんスマイルも健在

棋士が似合いそうなCM案を色々と考えてみました。

お茶

-タイトル戦の対局中、難解な局面で眉間にしわを寄せて読みふける棋士
-急須でお茶を入れる画
ナレーション:「急須で入れたお茶と」
-手元のお茶を飲みリラックスする棋士
-ペットボトルのお茶の画
ナレーション:「ペットボトルの〇〇茶」
-手元のお茶を飲みリラックスする棋士
-局後の感想戦を報道陣が囲む
記者:「どちらのお茶がおいしかったですか?」
棋士:「え、違うお茶だったんですか?」

お茶と言えば、キリンの「生茶」が叡王戦の協賛になっていますが、「急須で入れたようなお茶」は他社のキャッチコピーなので、実現は難しそうです。

保険

-タイトル戦の対局中、おやつが運ばれて表情が明るくなる棋士
棋士:(今日のおやつはモンブランだよね~)
-手元にフルーツルージュが置かれる画
棋士:(え!?)
-対局相手の手元にモンブランが置かれる。棋士が何か言おうとするが、運んできた女性が足早に退室してしまう
棋士:(あぁ、どうしよう、言おうかな、でも・・・)
-相手の棋士が盤面を睨んだまま、無意識にモンブランを食べ始める

出典:「将棋の渡辺くん」別冊少年マガジン2017年9月号

-泣く泣くフルーツルージュを食べる棋士
ナレーション:「人生何が起こるか分からない。『まさか』のリスクに備える、〇〇生命」

渡辺棋王の エピソードが大好きなので、「まさか」といえばこのシーンを連想してしまいます。

メガネ

-タイトル戦の対局中、眉間にしわを寄せ、目を閉じ、左手で頭を抱えて考え込む棋士
-吹き出しで棋士の脳内の画。将棋盤が浮かぶも、駒の字がかすんで良く見えない
-手元に置いてあったメガネを掛けて再び考え込む棋士
-再び吹き出し。今度は駒がはっきり見える
ナレーション:「見えない世界が見える」
-絶妙手を指す棋士
ナレーション:「〇〇メガネの△△レンズ」
-驚愕の表情の対戦相手
-盤上を見つめていた眼を僅かに上げ、相手を睨む棋士

棋士は頭の中の盤を動かして読むため、視力は関係ないと思われがちですが、中原誠16世名人はメガネの度が合わないと調子に悪影響を及ぼすと断言されています。2011年には当時不調に苦しんでいた羽生名人に、中原16世名人がメガネを変えるようアドバイスを送り、羽生名人が急速に勝ちだしたこともありました。

あの棋士愛用のブランドは?勝負を分ける、将棋界の眼鏡事情

羽生竜王が愛用している縁で今年から朝日杯の協賛となったZoff。現在放送しているCMは将棋とはかけ離れた世界観ですが、新聞広告は既に実現しており、是非CM化も検討して頂きたいところです。

ゼリー飲料

-タイトル戦の対局中、おやつが運ばれてくる。若手の棋士にはゼリー飲料が一つ、ベテランの対戦相手にはケーキが10個以上
-ケーキを物凄い勢いで食べるベテラン棋士と、盤上を見つめながら静かにゼリー飲料を飲む若手棋士
ナレーション:「10秒チャージ、2時間キープ」
-ベテラン棋士がまだケーキを食べている中、妙手を指す若手棋士

実際の公式戦では相手がおやつを食べている最中に指すことはまずありませんが、ベテラン役に加藤一二三九段を起用出来ればインパクトは絶大でしょう。

伝説の大食漢、加藤九段の仰天おやつエピソード集

出典:Abema TV

フルーツ

-タイトル戦の対局中、フルーツ盛り合わせを食べる棋士
棋士の声:(僕は〇〇県で育ちました。☆☆(果物名)を食べると、いつも〇〇を思い出します)
ナレーション:「☆☆にはこれだけの△△(栄養素)が含まれます」
-他の食品との差を表す棒グラフの画
-妙手を指す棋士
棋士の声:(毎日の健康に、〇〇の☆☆を)

フルーツ盛り合わせと言えば、岡山県出身の菅井竜也王位ですね。既に岡山市のPR動画には出演されているので、農協関係者の方、いかがでしょうか?

菅井王位、ハブの次はオニも退治?異色の岡山市PR動画

また、最近では棋王戦での永瀬拓矢七段のバナナ推しも話題になりましたが、残念ながらバナナは国内では殆ど生産されていません。

第43期棋王戦:永瀬七段のバナナの軌跡と、フルーツを大量注文した棋士達

冷えピタ

-夏場のタイトル戦。盤上を見つめながら呼吸を荒げ、額を流れる汗を拭く棋士
ナレーション:「絶対に負けられない戦いがある」
―冷えピタを装着する棋士
ナレーション:「つらい熱なんかに、負けてたまるか」
―冷えピタに驚く対戦相手と、妙手を指す棋士
―冷えピタの医療効果を解説する画
ナレーション:「さあ、勝負はこれからだ」

冷えピタと言えば2016年の棋聖戦での永瀬七段が有名ですが、将棋界における元祖は丸山九段です。2011年のA級順位戦では、おでこではなく頭頂部に冷えピタを装着するという奇策も放っています。

さすがにこの画は衝撃的過ぎてCMには使えませんね(^-^;。

動きが少ないようで、意外と様々な個性が見られる棋士の対局姿。広く一般受けする必要がある全国規模のCMとなるとハードルは高いですが、将棋ファンとしては是非とも色々な棋士が登場する姿を見てみたいですね。どなたか画力がある方、もしネームを書いて頂ければお名前と共に記事内に掲載させて頂きます(^-^;。

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